KK 133 + KM A

アナログでもデジタルでも最大の柔軟性

カプセルKK 133と出力ステージKM Aの組み合わせは、ノイマンKM A/D小型ダイアフラムマイクロフォンシステムの中の数多くのオプションの一つに過ぎません。

"Neumannシステム KM A/Dは、最も厳しい要求にも応えるモジュール式マイクロフォンシステムです。8つの異なったスモールダイヤフラムカプセル（KK 120 ～ KK 185）は、アナログアウトプットステージ（KM A）にもデジタルAES 42アウトプットステージ（KM D）にも組み合わせることができます。
コンポーネントはすべてニッケルまたはネクステルブラック（nx）の2つのカラーがございます。幅広いアクセサリーを取り揃えており、これ以上ないほど幅広いフィールドで使用することができます。

Dealer Description

"過去のシリーズの KM 100 と比べ、この新しい KM A / D システムは実証済みの音響設計を保ちながら非常に小型化されたパッシブカプセルを採用しています。

新しい高度な電子部品により、セルフノイズの軽減、幅広いダイナミックレンジ、非常に高い電磁耐性などの電子音響および操作面で数多くのメリットを獲得しました。

モジュール式の採用により、カプセルを外してスペシャルケーブルを使用することでアウトプットステージから最大100m離れたところで使用できます。通常の使用ではLC 4ケーブルを用いて5または10 メートルの長さで使用できます。または様々な長さのカプセルエクステンション、スイベルカプセルジョイント、スイベルスタンドマウントなどを使用して柔軟なマイクロフォン設定を実現可能です。アナログおよびデジタルのアウトプットステージの寸法は共通（径 22 mm、長さ 93 mm）となっています。アクセサリーパーツはすべて両方のアウトプットステージに取り付け可能です。

総合アクセサリーの活用例はこちらに多数掲載されています。(Link Std.-Contentpage)

アウトプットステージ

アナログのトランスレスアウトプットステージKM AはP 48のファンタム電源を使用します。切り替え可能な- 10 dBのプリアッテネーションにより最大152 dBの音圧レベル（カプセルの種類によって異なります）を実現できます。

デジタルアウトプットステージKM DはAES 42規格に準拠し、アナログでは不可能であった全く新しい可能性を提供します。内蔵DSPによりデジタルゲイン、プリアッテネーション（6、12、18 dB）およびローカット（0、40、80、160 Hz）などのマイクロフォンパラメーターのリモートコントロールが可能となります。内蔵のピークリミッターおよびディエッサー機能が付いたコンプレッサーやリミッターが、オーディオ信号を過負荷から保護します。Neumannの特許取得済みのA/Dコンバーター技術は、あらゆるデジタル製品で最大122 dB（A）という極めて高いダイナミックレンジを約束します。

どのような場合でもユーザーは単にKM AまたはKM Dのアウトプットステージを使用するだけでシステム全体の変更費用なしにデジタルとアナログを切り替えることができます。Neumann のデジタルマイクロフォン技術に関する詳細は以下をご覧ください。 (Link zu engl. PDF)

KM 183 A nxおよびKM 184 A nxは、カプセル、アウトプットステージ、スイベルマウントの一式セットとなります。その他はカプセルと出力モジュールを個々で販売しています。

NEUMANN KM 100 システムとの互換性

特別なご要望があれば、KM AおよびKM Dアウトプットステージを旧式の KM 100 カプセル（AK シリーズ）でお使いいただけるよう、メカニカルアダプター （AR 100 KA）をご提供します。

KK 133

KK 133は拡散音場でフラットな特性となる圧力型トランスデューサーです。自由音場での高周波数は、12 KHzで4 dBから5 dBブーストされます。伝説のノイマン・マイクM50とその後継機M150の技術設計コンセプトに基づき、チタン製の極薄振動板を採用し、バックプレートから数ミクロンの間隔で配置しています。KK 133カプセルは、信じられないほど速いトランジェントレスポンスを実現し、前例のない正確さを実現しています。取り外し可能な音の回折球（サウンドデフラクションスフィア）を装着すると、高域がなだらかに持ち上がり、高周波数帯域で指向性がでてきます。KK133の低音の伝達は、近接効果のない低音域までリニアに伝達されます。