モジュール式の採用により、カプセルを外してスペシャルケーブルを使用することでアウトプットステージから最大100m離れたところで使用できます。通常の使用ではLC 4ケーブルを用いて5または10 メートルの長さで使用できます。または様々な長さのカプセルエクステンション、スイベルカプセルジョイント、スイベルスタンドマウントなどを使用して柔軟なマイクロフォン設定を実現可能です。アナログおよびデジタルのアウトプットステージの寸法は共通(径 22 mm、長さ 93 mm)となっています。アクセサリーパーツはすべて両方のアウトプットステージに取り付け可能です。
総合アクセサリーの活用例はこちらに多数掲載されています。(Link Std.-Contentpage)
アウトプットステージ
アナログのトランスレスアウトプットステージKM AはP 48のファンタム電源を使用します。切り替え可能な- 10 dBのプリアッテネーションにより最大152 dBの音圧レベル(カプセルの種類によって異なります)を実現できます。
デジタルアウトプットステージKM DはAES 42規格に準拠し、アナログでは不可能であった全く新しい可能性を提供します。内蔵DSPによりデジタルゲイン、プリアッテネーション(6、12、18 dB)およびローカット(0、40、80、160 Hz)などのマイクロフォンパラメーターのリモートコントロールが可能となります。内蔵のピークリミッターおよびディエッサー機能が付いたコンプレッサーやリミッターが、オーディオ信号を過負荷から保護します。Neumannの特許取得済みのA/Dコンバーター技術は、あらゆるデジタル製品で最大122 dB(A)という極めて高いダイナミックレンジを約束します。
どのような場合でもユーザーは単にKM AまたはKM Dのアウトプットステージを使用するだけでシステム全体の変更費用なしにデジタルとアナログを切り替えることができます。Neumann のデジタルマイクロフォン技術に関する詳細は以下をご覧ください。 (Link zu engl. PDF)
KM 183 A nxおよびKM 184 A nxは、カプセル、アウトプットステージ、スイベルマウントの一式セットとなります。その他はカプセルと出力モジュールを個々で販売しています。
NEUMANN KM 100 システムとの互換性
特別なご要望があれば、KM AおよびKM Dアウトプットステージを旧式の KM 100 カプセル(AK シリーズ)でお使いいただけるよう、メカニカルアダプター (AR 100 KA)をご提供します。